12月の感染症情報|はせがわ小児科 京都市上京区 千本一条

感染症情報

12月の感染症情報

2023年12月01日現在の感染症情報

新型コロナ情報

 111月中は当院ではコロナ陽性患者はほとんど見られませんでした。全国的にも患者数は減少していますが、冬にかけて再び増加すると予想されています。

インフルエンザ

 例年インフルエンザの流行は1か月くらいで終息するのですが、今年は多くはないものの一定数の患者が報告されています。当院でも同じ傾向で、冬に向かって再増加するのか、B型はいつのタイミングで流行するのか、全く予想ができません。

アデノウイルス感染症

 典型的な経過では4-5日高熱が続くことが多く、コロナ、インフルエンザよりも発熱期間は長いです。咽頭結膜熱といわれており、ふつうは夏に流行するのですが、なぜかこの時期にインフルエンザと並行して流行しています。特効薬はなく、対症療法のみです。肺炎を合併することも多く、熱が1週間近く続く場合は注意が必要です。