3月の感染症情報|はせがわ小児科 京都市上京区 千本一条

感染症情報

3月の感染症情報

2026年03月01日現在の感染症情報

インフルエンザ

 1月後半からB型インフルエンザが過去に例のない大流行をしています。例年はA型のあとに小流行が見られるのですが、今回は前年末に流行していたA型と同じくらいの患者数で、当院でも初めての経験です。受験生の方は外出時のマスク着用、帰宅時の手洗いうがいを励行してください。

マイコプラズマ感染症

 マイコプラズマ感染症が徐々にですが増えています。主症状は発熱と咳です。インフルエンザは高熱で始まりますが、マイコプラズマでは微熱の持続や昼間は平熱だが夕方に高熱が出る経過が続き、次第に咳がひどくなります。約90%の人は風邪症状で自然治癒しますが、5~10%は肺炎に進行します。抗生剤が有効であり、迅速検査も可能です。インフルエンザの潜伏期間は1~4日ですが、マイコプラズマは2~3週間と長いのが特徴です。

MRワクチンとHPVワクチンのお知らせ

 1歳児と年長児の2回接種する麻疹・風疹混合ワクチン(MR)ワクチンは3月末が対象児の定期接種の期限です。特に入学前の年長児さんは3月中に必ず接種しましょう。
 子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因と考えられています。感染は、主に性的接触によって起こり、女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。HPVワクチンの定期接種対象者は小学6年生から高校1年生相当の女子です。1回目の接種を15歳までに受けると2回接種ですみますが、1回目接種が15歳を過ぎると3回接種が必要になります。当院では中学生になってからの接種を勧めています。この春休みは新中学生の初回接種の好機です。